神坂雪佳 "燕子花図" / Kamisaka Sekka
絹本 着色
185×47 / 107×35cm
売切 / sold
神坂雪佳は明治〜昭和前期に活躍した琳派の絵師です
京都生まれで工芸意匠図案家としても人気を博しました
明治時代ヨーロッパではジャポニズムが流行していました
そんな中1901年に雪佳は渡欧
日本美術の素晴らしさを再認識し優れた装飾芸術である琳派に傾倒することとなります
本作はまさに琳派を象徴する図柄と言える燕子花の図
尾形光琳による燕子花図屏風を想起させる構図と色調です
群青と緑が実に鮮やかで
花弁と葉を縁取る線描には金が用いられており琳派らしい雅な雰囲気を醸し出します
ちなみにエルメスはその季刊情報誌「ルモンド・エルメス」
三十八号の表紙と巻頭十二ページに雪佳を取り上げています
図案家として明治工芸にも携わっていたことも関連しているのでしょうか
国内外問わず近年評価の高まっている絵師の一人です
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