宋紫石「花鳥図」 絹本 着色 長崎派 江戸絵画 / Sō Shiseki “Birds & Flowers”
絹本 着色
全体 194×49 / 本紙 92×35 cm
宋紫石は江戸中後期に活躍した長崎南蘋派を代表する絵師です
師は南蘋派の祖・沈南蘋の直弟子の熊代熊斐と清人・宋紫岩
宋紫石は会得した最先端の中国絵画様式を江戸に持ち帰り広めます
当時の江戸においては狩野派が圧倒的主流派であると同時に停滞感も生み出していました
写実的で緻密な美しい紫石ら南蘋派の絵画様式は当時の画壇に大きな新鮮さをもってむかえられ新たな潮流を産みだすこととなりました
<略歴>
宋紫石 そう-しせき
1715-1786 江戸時代中期の画家。
正徳(しょうとく)5年生まれ。長崎で熊代熊斐(くましろ-ゆうひ),宋紫岩(しがん)にまなび,師の姓を名のる。沈南蘋(しん-なんぴん)風の写生的な花鳥画を江戸にひろめた。平賀源内著「物類品隲(ひんしつ)」の挿絵をえがく。天明6年3月11日死去。72歳。江戸出身。本姓は楠本(くすもと)。字(あざな)は君赫。通称は幸八郎。別号に雪渓,雪湖,霞亭。編著に「古今画藪(がそう)」,作品に「雨中軍鶏図」など。
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