小曽根乾堂 “唐人詠詩句” 絖本 昭和三年帝国美術鑑定局鑑定書 / Kozone Kendo “carigraphy”

小曽根乾堂 "唐人詠詩句" / Kozone Kendo “carigraphy”

絖本
昭和三年帝国美術鑑定局鑑定書
194×48 / 153×34cm
売切 / sold

小曽根乾堂は江戸末期から明治期の
書家、篆刻家、実業家です
明治政府の勅命により御璽・国璽を刻したことで知られており
幕末に活躍した坂本龍馬や勝海舟などとも交流がありました

篆刻家というのは印鑑を掘る人で
印に用いられるあの独特の書体を
篆書体といいます
(勝海舟の用印を刻したのは小曽根乾堂なのだそうです)

本作はまさにその篆書体の作品
篆書体の起源は紀元前中国
秦の時代まで遡りますが
独特の雰囲気が実に魅力的です

甲骨文字から一歩進化した
絵と文字の中間のような印象で
古代の趣が漂います

篆刻家でもあった小曽根乾堂の
魅力が存分に味わえる逸品となっています

本作には光沢のある
絖本(こうほん)が使われており
一般に用いられる絹よりも
上等な仕立てになっております
状態も100年以上経っているとは
思えないほど良好です

ぜひご堪能下さい

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小曽根 乾堂
こぞね けんどう
文政11年5月2日(1828年6月13日) - 明治18年(1885年)11月27日)
江戸時代末期から明治時代の日本の事業家・書家・文人画家・篆刻家である。明治政府の勅命により御璽・国璽を刻したことで知られる。また、坂本龍馬のよき理解者であり、財政面を支えている。
幼名を六郎太、六朗。諱を豊明、字を守辱、乾堂は号で室号を鎮鼎山房・浪平釣叟とした。通称は栄。長崎の人。


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